大規模修繕工事コンサルティング

 

 当機構では、マンション管理士による「大規模修繕工事コンサルティングサービス」を行っています。

 

 皆さんがお住いのマンションでは、大規模修繕工事は終わりましたか?これからでしょうか?もう何度も行っておられるマンションもあると思います。 

 

 その際、工事会社をどのようにお決めになったのでしょう。「管理会社が勧めてきたから、、、」というケースは少なくないと思われます。 

 その選択肢が、客観的に正しいものであれば問題はありませんが、平成29年1月に国交省が発表した、不適正コンサルの存在に注意するようにと文書が発信されているように、未だにリベートや入札方法に問題は見受けられます。

 

 いわゆる、旧態依然とした大規模修繕工事のやり方では、問題が多いと当機構では、考えております。 

 

 その為には、第三者が公正な視点で適正な判断をする仕組みを管理組合で導入することも必要でしょう。

  

 マンション管理業界・建築業界のこれまでのやり方とその問題点を先ずは、マンションのお住いの皆さんは認識することが必要ですね。 

 

 今までの大規模修繕工事を進める方法は3つに分類することが出来ます。(下記参照) 

 

 いずれも建設業界側に立つ人たちが行ってきたものですが、住民の皆さん(又は管理組合内)に、建設業界の仕組みを熟知し、十分に時間を割き、大規模修繕工事に対して監視の目を光らすことができる人材が必要でしょうが、なかなかそこまで出来ないのが現状でしょう。 

 

 その結果、想像以上に高い工事費(代償)を支払うことになりかねません。 

 

 マンション管理士(コンサルティング)を利用し、公正、適正な診断を行い、資産価値をUPしましょう。

大規模修繕工事を進める三つの方法

 下表をご覧ください。

 今までの大規模修繕工事には、3つに分類されると説明しましたが、いずれも、業界側の人たちが行ってきたもの、つまり、施工会社側が都合よく行ってきました。

 ですから、住民側(管理組合内)に、施工会社の業界の仕組みを十分に知っており、相応に十分な時間を取って監視の目を光らせる人材がいないと、高い代償を支払うことになりかねません。

 それぞれのメリット、デメリットを理解していないことが問題でしょう。

当機構がお勧めする「JCM」方式

 上記3つの方法にはそれぞれにメリット、デメリットが存在します。

 当機構ではそれらの諸問題を解決、つまり、住民のメリットを最大限に考え、良質で高品質な工事と最大限のコストダウンを図りたいと考えております。

 そこで、独自の方式であります「JCM」(J-Misor Construction Management)方式を推奨しています。

 

 CM(Construction Management)方式は、アメリカで確立したプロジェクト実施方式です。

 プロジェクトの工期遅延、予算超過などを防止するためマネジメントを専門に行うCMr(Contruction Manager)が、発注者、設計者と一体となってプロジェクトの全般を運営管理する方式です。

 

 大規模修繕工事に換言しますと、CMrは「J-Misor所属のマンション管理士」と言うことになるのです。

 「設計者」や「施工者」といった従来の利害関係者が、プロジェクト全体をマネジメントするのではなく、第三者性を持つ専門職(マンション管理士)がその役割を担う、つまり、マンション管理士がCMrとして、大規模修繕工事プロジェクトへ参加し、実施する方式が「JCM方式」なのです。

 

 JCM方式は、発注者(管理組合)と、マネジメント業務契約を締結し、客観的にも公正中立性を保ちつつ、発注者に代わって、あるいは発注者をサポートする形で、大規模修繕工事に関わる各種マネジメント業務の全て、または一部を担当します


「JCM方式」のメリット

1.マンションの規模、劣化の程度、改修内容、自治運営の状況に合わせつつ

 

2.管理組合、管理会社、設計事務所、建設会社、専門事業者の情報と役割を整理し

 

3.「適度な緊張」と「最適な協力」の関係になるように、マネジメントを行い

 

4.合理的且最大限のコストダウンを実現し

 

5.同時に、管理品質(別途契約)の最適化を図ります。


★こんなマンションにお住まいの方は是非ご相談下さい。

 

1.大規模修繕工事が間近である。

 

2.住民の皆さんの合意形成が大変ではないかと心配している。

 

3.修繕積立金が足りるか不安だ。

 

4.管理会社主導で修繕の話合いが始まったが、不安が残る。

 

5.管理会社が工事会社を選定し契約する直前だが、本当にそれで

良いのか疑問が残る。

 

6.良い大規模修繕工事を低コストで行いたい。

 

 


7.自分達のマンションに最適な修繕工事を行いたい。

 

8.自身や住民の皆さんと勉強し、修繕工事を成功させたい。

 

9.修繕担当役員・修繕委員に選ばれたが、どう進めて良いのか不安に思っている。

 

10.工事期間中とは言え、業者が出入するのが防犯上不安

 

11.大規模修繕工事は未だ先だが、現在の組合の財政が不安なので、診断して欲しい。

 

12.友人のマンションでは大規模修繕工事後に、修繕積立金が大幅に値上げされたと聞いた。自分のマンションも同じことが起こるのではないか非常に不安。